「ピーチク・パーチク問題」(その3) フィーリング篇


心をむなしくして、できるだけ、まっさらな気持ちで、
CDや、ドラマの録画を聴きました。
ふさわしいのは、「チュンチュン」です。やっぱり。
かわゆいです。典雅です。
しかも、控え目(特に、枝雀バージョンなど)に
短く喋る工夫をしていることで、
かなたでヒバリが鳴いている風景が伝わり、
これから山登りにでかけるんだ、
という開放感にみちあふれます。


一方の「ピーチク・パーチク」ですが。
晴乃ピーチク・パーチク」という漫才師が、
いてはりました。
漫才コンビ命名されるということからも、
このオノマトペが、「おもろい」「しゃべくる」
というニュアンスを含んでいることが、わかるでしょう。
しかも。2回も繰り返していることが、
決定的にダメダメです。


とはいえ。
マメ太郎も、ご指摘があるまで、
この点は、しかとは気づいておりませんでした。
じっくり聴いて、判断した結果です。
ですから。「フィーリング篇」については、
かなりな上方落語通は、
「いかん」とおっしゃるでしょうが、
一般的には、許容範囲というか、なんというか。
そんなところではないでしょうか。