出た! 順ちゃんの大予言


3月26日(水)、第148回「ちりとてちん」。
148 の語呂合わせとしては、
「伊代は(1・4・8)、まだ、16だからぁ」。
それは、ともかくとして。


残り、あと4回にして、
若狭(貫地谷しほり)のオメデタ とゆう
慶事がございましたが、
オメデタにつきものとゆえば、
「つわり」。


打ち合わせしてても、
お稽古してても、
サッパリとした越前そば たべても、
ダメ。


見かねた糸子さん(和久井映見)は、
ひぐらし亭のオープニングには、
休みなはれ と諭し、
草々(青木崇高)も、そうそう、と。


ガーン。
高校時代の学園祭で、
三味線が弾けなかったために、
照明係として、
人気者のA子(佐藤めぐみ)に
スポットライトを 当てていたことが、
走馬灯のように よみがえります。


なんと間の悪い女やろと
悲しみに打ちひしがれる
若狭でしたが、
そこに登場したのが、
いざってぇ時に たよりになる
おさななじみの 順ちゃん(宮嶋麻衣)。


順ちゃんの予言は、
なぜか的中するのですが、
そのご託宣は、


「屈辱の学園祭とは ちがって、
 まがりなりにも、
 13年間、修業をつんできたんやから、
 今回は、かならずや、
 新しい地平が開ける」


自信満々ですが。
これで、あと3回。
小屋のオープン初日が、明日(木)で。
出産当日が、(金)、
そしてエピローグが、最終回の(土)でしょうか。


さて。
本日の 妄想シーンで、
若狭の娘が、
「どうせ、私は、青木家の 貧乏神ですから」と
憎まれ口を たたいておりました。


唐突ですねぇ
「貧乏神」(びんぼうがみ)とは。
「厄介者」(やっかいもの)とか
「ごくつぶし」
なら、ぴったりなのですが。


これは、やはり
上方落語「貧乏神」を 念頭においた
せりふ なのでしょうか。


「貧乏神」は、
桂枝雀さんに 多くの新作落語を提供した
小佐田定雄さんの書き下ろし作。
[rakuten:book:11606808:detail]


生粋の 怠け者にとりついた貧乏神が、
炊事・洗濯・掃除いっさいをやらされ、
コキ使われながらも、
小さなシアワセを 見出してしまうという
爆笑系の1席です。


噺の でき不出来は、ただ1点、
貧乏神の 人物(神さま?)造詣に
かかって参りますが、
まぁ、枝雀さんの 貧乏神ぶりといったら!


枝雀ファンによる
「枝雀落語の人気キャラ」投票を行えば、
たびん、
第2位に ランクされることでしょう。
ちなみに、1位は、
マツモト・トメゴロウという男でしょうが、
この人物については、
必ずや 3日ほどのちに ご紹介いたします。