笑福亭松鶴の「らくだ」


(き、緊急 業務連絡)


本日3月12日(水)、夜7時45分から
NHK衛星第2「蔵出しエンターテインメント」にて、
笑福亭松鶴さんの「らくだ」が 放送されます。
→ http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=501&date=2008-03-12&ch=12&eid=19248


松鶴さんは、上方落語四天王のひとり。
→ 上方落語の四天王(その1) 笑福亭松鶴 - 「ちりとてちん」徹底解剖ブログ


「らくだ」とは、
アラブの王子がまたがってる あれ じゃなくて
近所のおっさんが シミチョロ(← それって、シミーズじゃん)
させてる あれ でもなくて
長屋の 鼻つまみ者(嫌われ者)の名前。


この落語、
ハムレット」「アンナ・カレーニナ」と同様
役名に 作品名を冠した
「タイトル・ロール」っちゅうやつですけど、
肝心のタイトルロールが、
死んじゃったところから、
世にも奇妙な 長〜い ひと夜が 始まるのです。


有名作かつ名作にして、
演者に、「格」が求められると申しましょうか。


「ちりとて」5銃士でいうたら、
草々と、まぁ、草原にいさんがギリギリで、
四草クンが かけようものなら、
「ちょっと勘違いしてるんと ちゃうか」と、
天狗座の楽屋で、ヒソヒソされる。


いやそれどころか、
草々でさえ、「まだ 若いんと思うけどなぁ」。
草原にいさんに いたっては、
「ほほぉ、草原も、『らくだ』かける 芸人になったんか」
などと、ゆわれちゃうかも知れません。