聞かぬは、マツタケの恥


2008年2月25日(月)、第122回『ちりとてちん』。
第22週目「聞かぬは 一生の箸」
演出は、「かっとばしの 伊勢田ディレクター」です。


もとの諺は、
「聞くは、一時(いっとき)の恥。聞かぬは、末代(まつだい)の恥」。
後段は、「聞かぬは、一生の恥」とも 申します。
要するに
わからんこと尋ねるんは、
「え? こんなコトも 知らへんのぉ」とリアクションされそうで、
ちょっと恥ずかしいけど、
わからんママやったら、あとあと、ずっと後悔することになって
そっちの方が、よっぽど恥ずかしい。
わからんコトは、どしどし訊けよ、という教訓でございます。


似たような 変形ことわざには、
「聞かぬは、マツタケの恥」というんが、落語にはよく出てきます。
その昔、テープがビロビロになるまで聴きこんだ
立川談志さんの「浮世根問」(うきよねどい)にも、
あったかと思います。
知ったかぶりのご隠居さんを、質問攻めにさせて、
困らせちゃう という 痛快な1席なのですが、
談志さんのCD全集にも収録されてなくて、残念。


さてさて。
A子(佐藤めぐみ)は、キャスターとして
意気揚々 赴いた東京で、
泥水すするほどの 辛酸をなめたらしくて(お咲さん・談)。
もし、B子(貫地谷しほり)さえ、いてへんかったら、
今ごろ、有望若手落語家の草々(青木崇高)と
シアワセな日々を 送ってられたはずなのに と、
逆恨みをしております。


ウソつき男の勇助(辻本祐樹)は、無事、両親を説得して、
内弟子修業を、リスタート。
天狗芸能には、すべてのドラマは こっから始まったともいうべき
運命のホール「小浜市民会館」にて、若狭の落語会のオファーがきました。


はてさて。
・ 恐竜博物館で やさぐれてるA子と、故郷に錦の若狭
・ 秀臣社長(川平慈英)と 小梅ちゃん(江波杏子
ふたつの確執は、7月の小浜で、雪どけするのでしょうか。
まっ、どう転んでも、するんでしょうけどね。


恐竜博物館、愉しそうですねぇ。
ホンマは、B子がめっけた 恐竜の化石のプレートには、
白亜紀」なんて、説明文がありましたね。


ところで。
スピルバーグ監督の映画『ジュラシック・パーク』。
あれで、ですね。
たぶん2000人に1人は、勘違いしてる人が いてたでしょう。


「ジェラシック・パーク」(嫉妬ぶかい テーマパーク)と。


なにを隠そう、マメ太郎が、そのクチでした。
大きくて強い恐竜にたいする 科学者の嫉妬が、
あんなテーマパークをこしらえたんだ、と。
これ、「白亜紀」「ジュラ紀」の「ジュラ」なんですね。
「ジェラシー」や のうて。


PS  ↓ でご紹介しました
タカラジェンヌ 中村音子さんは、
いまや 独身男性の羨望の的、金麦女房こと、
檀れいさんと 同期です。
だから、なんだっちゅうことも ないんですけど。