暮れの定番「芝浜」を権太楼で


2007年も、あと10日。

この季節、多くの落語家が高座にかけ、
落語ファンも、毎年毎年、聴いているのに、
会場を後にする道すがら、コートの襟をたてながら、
「フ、フ」と
笑みがこぼれる名作があります。


ウソつくんは、ぜったいにアカンのか、
というテーマで、
本日放送分の「ちりとてちん」にも
相通じるものが、ございます。


「芝浜」(しばはま)


落語会では通常、何の演目をかけるか
事前に知らされていませんが、開口一番、


「世の中には、ついていい嘘と
いけない嘘がありますが」とか


「酒で身をほろぼす
なんてことを申しますが」


なんて始まると、
「おぉ、芝浜かな」
「今日は、もうけもの」と、
客席がザワめく、
そんな逸品でございます。


ストーリーものですので、詳細は省略。
ただ、この噺、夏に聴いちゃ、いけません。
やっぱ、この時期、この季節ですね。


携帯で、ひと月9席の本格落語を愉しめる
「熱演落語」(1ヶ月315円)では、
ただいま、当代の人気落語家
柳家権太楼(やなぎや・ごんたろう)師匠の
「芝浜」を配信中です。


権太楼に「芝浜」とは、


・炎の指揮者コバケンのベートーヴェン7番
山田太一が書き下ろした 八千草薫・主演「2時間スペシャル」
郷田真隆・九段の相矢倉3七歩突き戦法


のよーな、よくわからないでしょうが、
まぁ、スゴい組み合わせなんですよ。


1ヶ月間の期間限定配信ですので
アップは、2008年1月10日までです。
アクセスは、こちらから、どーぞ → http://knavi.goo.ne.jp/1500/e/11/