「破門」。その波紋は?


2007年12月19日(水)、第69回『ちりとてちん』。
「さらば、草々」の巻、とでも申しましょうか。


チワワ顔の小草若ちゃん(茂山宗彦)の身代わりになって、
土佐屋尊建(波岡一喜)を、ぶん殴った罪を
かぶった草々(青木崇高)ですが。


運が悪いことは、かさなるもんで。
若手成長株の尊建(そんけん)は、天狗座にて、
師匠・尊徳との初めての2人会を控えた身。
天狗芸能の鞍馬会長(ゴリさん)は、もちろんご立腹で、


「弟子が、土佐屋の2人会をつぶしといて、
 オノレのとこは、のうのうと暮れに一門会か?
 どないして、ケジメつけんのか。ハァ!」


苦渋の決断をせまられた草若師匠(渡瀬恒彦)は、
草々に、「破門」を宣告いたします。
いつ?
先刻。


その間、真犯人のチワワちゃんは、
サングラスで変装して、市内某所に潜伏中。
なにせ、「尊権を殴ってしもうた。
オレの落語家人生も、底抜けにおしまいや」。
草々が罪をかぶってくれてことを、知らないわけですから。


ようよう実家に顔をだし、
一堂、ことの真相を知るわけですが、時すでに遅し。
草々は、ベージュの座布団を風呂敷包をかかえ、
いづこへと、消え去った後でございました。


草々よ、どこに行く?
あのガタイですから、大阪・神戸・京都方面にいたら、
そりゃ、アシがつきますわな。
と、すると東京?
東京には、尾羽(おは)打ち枯らした(= 落ち目になった)
元女子大生キャスターが、おりますねぇ。


昨日放送分で、草々が口を濁した
15年前にさかのぼる「京都の民宿での徒然亭一門会」。
天涯孤独のルーツにまつわる
もろもろの謎も、解き明かされるのでしょうか?
今週は、よくでけてますぅ。