これはおトク! 小三治の「千早振る」が


落語のCDを1枚も持っていない方には、うってつけ。
ほとんど聴いたことがない超初心者にも、オススメ。


ショップチャンネル風に紹介いたしますと。



笑顔の男(岡田ナビゲーター)「本日ご紹介いたしますのは、小学館の雑誌『サライ』です」
笑顔の女(聴き手のサエコちゃん)「『サライ』っていえば、まさに大人向けの娯楽雑誌ですね。今回の特集は? あら、この表紙は、どこかの演芸場みたいですね」
岡田ナビ 「落語特集、なんですよ」
サエコちゃん 「うれしーい。私も落語、聴いてみたいと思っているんですよ」
岡田ナビナビ 「まさに初心者にもわかる誌面になっています。ほら、写真もいっぱい」
サエコちゃん 「これなら、初心者の私にも、すぐに落語が理解できちゃいそう」
岡田ナビ 「しかも、この号には特別付録がついているんですよ。ほら」
サエコちゃん 「なにかしら? 歯医者さんがおでこにつけている反射板、ですか?」
岡田ナビ 「CDです。フル綴りでいえば、コンパクト・ディスク
サエコちゃん 「それで、何が聴けるのですか? 落語特集だから、出囃子とか?」← 初心者というわりには、なぜか専門用語を知っている。
岡田ナビ 「いいえ。落語が収録されているのです」
サエコちゃん 「でも、初心者にわかるかな?」
岡田ナビ 「わかりやすい演目を、厳選していますからね。柳家小三治・師匠の『千早振る』『うどんや』。そして三遊亭圓窓・師匠の『寿限無』。3つの噺がノーカットで収録されているんです」
サエコちゃん 「『寿限無』って、『ちりとてちん』でも小草若さんが演じてましたね。でも、CDが付録についているなんて、お支払いがちょっと心配」
岡田ナビ 「750円」
サエコちゃん 「雑誌の分が、750円なんですね。じゃあ、CDがつくと?」
岡田ナビ 「CD付で、750円」
サエコちゃん 「えぇ? ウソ。ちょっと、落語のCDだけでもそんなに安くはないでしょ」(スタジオ内騒然)
岡田ナビ 「そーです。通常、落語のCDは1枚2000円しますが、これは遜色ない内容で、雑誌がついて、750円」
サエコちゃん 「耳よりな情報だわ」
岡田ナビ 「落語特集の『サライ』23号は、11月15日の発売。次号発売は12月6日ですから、お求めは、お早めに」
サエコちゃん 「いますぐ、本屋さんに行かなきゃ」



小三治師匠の落語が2席収録されて、750円はたしかに安い。「千早振る」は、『ちりとてちん』でもおなじみの「崇徳院」(すとくいん)同様、百人一首を題材にした噺です。


柳家小三治の「千早振る」(サライ盤)のオススメ度(☆5つが満点。★は0.5点)
ストーリー ☆☆☆★
おトク度  ☆☆☆☆☆
初心者向け ☆☆☆☆★

サライ 2007年 12/6号 [雑誌]

サライ 2007年 12/6号 [雑誌]