かわいい末っ子が誕生!


2007年11月24日(土)の第48回「ちりとてちん」。
第8週目の最終日にて、B子(貫地谷しほり)は草若師匠(渡瀬恒彦)に弟子入りを許されました。


本日の弟子入り、ぬあんと見事ピタリと予想しはった方がいてはります。
兵庫県宝塚市在住の吟遊詩人ゲルト・ミューラーさん(仮名)。なんでかいいますと。


ちりとてちん」には、「三国志」の世界がある。
上方落語家の若手三羽ガラスとして登場するのが、
・ 徒然亭草々 → 魏の曹操(そうそう)
・ 万葉亭柳眉 → 蜀の劉備(りゅうび)
・ 土佐屋尊建 → 呉の孫権(そんけん)

三国志」の故事で、もっとも有名なのは「三顧の礼」。蜀の劉備は、軍師の諸葛孔明に礼を尽くし、3度目にしてようやくスカウトすることができた。
しかるに昨日の47回までに草若師匠への弟子入り願いは、B子が2回。そしてお父ちゃん(松重豊)が1回。都合3回。ここで草若師匠は弟子入りを許すのではないか。


ピンポンパンポン、ピンポンパンポン、ピン・ポン・パーン!
必ずしも脚本が「三国志」を意識したかは定かではありませんし、B子の本気度とお父ちゃんが伝えた「芸の継承」に胸うたれたのが直接の要因ですが、こんな予想をしながらドラマを愉しむも、一興ですね。
それはさておき。ゲルトさん、「職業・吟遊詩人」って、何してはるんですか? 今度ゆっくり聴かせて下さい。


ところで。
草々(青木崇高)とB子は、そろって近所の銭湯に行きますが。吉田家(草若の本名)には、風呂ないとも思えんし。ちなみに、内弟子が住みこみ先の風呂を使わしてもらうんは、桂枝雀師匠のマクラにもございます。なぜ、銭湯に?


(今日の一発ギャグ)
福田さんが謝ったんだって。「アイム・ソーリー(総理)」。ちゃんちゃん。