空想シーン。今回は新妻かいな


2007年11月21日(水)の第45回「ちりとてちん」。
昨日の「弟子入り却下」は、あに弟子の体験から推察すると、B子(貫地谷しほり)の本気度を試しているみたいですね。

最後には、久々にA子登場! しかも人気急上昇中っぽいお天気リポーターで、ブラウン管から「こんにちわ」。さてA子の行く末は?

? テレビ局のアナウンサー
? 雑誌の編集者
? 女優
? 放送局のディレクター
? 草々のライバル落語家と結婚
? 落語の脚本も手がける若手作家


いもうと弟子になるかもしれへんと、B子に気がある小草若(茂山宗彦)はウキウキ気分。つい、新妻スタイルのB子が出迎えるところを想像して、ニタニタしております。

この空想シーンの多用は、ドラマ『ちりとてちん』の大きな特徴です。ドラマ・語りなどジャンルを問わず、ありもしない空想は、現実とのギャップが大きければ大きいほど、笑いを生み出します。


落語にもこの種の演目はゴマンとござりますが、「湯屋番」はそのものズバリの古典落語
銭湯(お風呂屋さん)に奉公にでた若旦那が、番台(湯ぶねの見えるところですね。もちろん女湯も)に座り、イキな年増と仲良くなって……と、想像をたくましくする滑稽噺です。

湯屋番」のオススメ度(☆5つが満点。★は0.5点)
ストーリー  ☆☆☆★
爆笑度    ☆☆☆★
初心者向き  ☆☆☆☆


落語の配信サイト「SSweb」(エスエスウェブ)では、桂小文治・師匠の「湯屋番」を配信中。2008年1月31日までのアップです。会員制の有料サイトですが、当代の人気落語家の演目を100席も愉しめるサービスですので、まずは登場する噺家・演目の無料チェックだけでも (ご興味ござりますれば、ここをクリックして下さい →  https://ssweb.ne.jp/)。