『ふたりっ子』での弟子入りは、何週目?


2007年11月19日(月)の『ちりとてちん』。第43回で、いよいよ8週目に突入しました。

過去のわだかまりも氷解し、草若師匠(渡瀬恒彦)も現役復帰を決意。天狗芸能に3年前のドタキャンをわび、これから天狗の世話にならずに落語を続けると挨拶します。しかし会長(竜雷太)は「天狗に逆ろうた芸人が、どういう運命をたどったか」と不穏な空気。

一方、ついに。落語の素晴らしさを身をもって体験したB子(貫地谷しほり)は、草若に弟子入り志願をしました! 8週目にして、ついに、です。

ここで、朝の連続テレビ小説フリークに問題。

落語と将棋の違いこそあれ、同じNHK大阪制作。名作とのほまれ高い『ふたりっ子』(大石静・脚本)ですが。

(1)天才若手プロ棋士の羽柴秀明役として、『ちりとてちん』に登場している方が出演していますが、さて誰?

(2)香ちゃん(きょうちゃん。配役:岩崎ひろみ)に小言をいう奨励会幹事役の中堅棋士・猿渡五段(実は、いい人)は、前回の大阪制作ドラマにも準主役級で出演していましたが。「●●●のおっちゃん」です。

(3)香ちゃんが、将棋の道を志し、米原名人(桂枝雀)に弟子入りしたのは、さて何週目のことだったでしょうか? 半年のドラマですと、ざっと24週(150回)になりますが。

正解は。

(1) 底抜けに出ていたのは(使い方、ちゃうやん)、茂山宗彦さん(小草若)。
(2) 国村準さん扮する カモカのおっちゃんですね。『いもたこなんきん』の。

そして(3)なのですが。「ふたりっ子」では弟子入りが4週目なのです。「ちりとて」の8週目に比べて、倍も早い、というか短いというか。

ふたりっ子」では、双子の姉・麗ちゃん(菊池麻衣子)の豆腐ビジネス、お父ちゃんとオーロラ照子の駆け落ちと、将棋以外のエピソードも豊富でした。「ちりとて」の場合は、全体の3分の1を過ぎた残り16週(100回余)、落語家修業を本筋として直進するのか、それとも小浜の実家でもうひと波乱あるか、はたまたライバルのA子がどんな職業に着くのか。興味はつきません。