桂吉朝の思い出に 涙のはずが


ルンルン。
さぁ、洗濯もおわったし、食器も洗ったし。
さーて、見よかぁ、って かんじ で。
本日昼に、録画したのんを、再生ボタン、ピタしたら。ら。

「なんじゃ、こりゃぁぁ」( by ジーパン刑事)。
そ、そんな、ご無体なぁ。


草原にいさん こと、桂吉弥さんがゲストで出てるはずの
NHK昼の番組「スタジオパーク」が、
国会中継」に。あぁぁぁぁぁぁぁ。


この「スタパ」なるもの。
いつもは、ネタバレが怖くて、見ないのですが。
今日ばかりは、
赤ワインなんぞ、飲んじゃって、おもいっきし
涙腺をゆるませといて。
惜しまれつつ亡くなった 桂吉朝・師匠の思い出なんか、
あの柔和な 表情で語られた日にゃぁ
どないしようと、わきに タオル置いて、
スタンバッてたんすけどぉ。


「スタジオパーク」って、あれ、生放送ですよね。
じゃ、次回っつうか、次に吉弥さんが 出はるのは?
明日(火)は、春風亭小朝さんの出演予定。
どうなるの? 明日も、国会?
一応、最新の番組表では → http://www.nhk.or.jp/park/
だけど。
あっ、♪ チャンチャンチャン、チャチャ
「アグリー・ベティ」が、始まっちゃった。

井上剛ディレクター 再び降臨


2008年1月21日(月)、第92回『ちりとてちん』。
第17週「子は タフガイ」の はじまり はじまりぃ。
演出は、井上剛さん。
おっと。もしかして、名ウィークとのほまれ高い「意地の上にも3年」(7週目)のディレクターなのですかっ。


かつ、また。
佐藤浩一・主演ドラマ『クライマーズ・ハイ』(横山秀夫・原作)の後半を担当された?
そして、なんとなんと。年末、またぞろ再々々放送を見ちゃった名作。民放とはラベルが違うとばかりに、NHKドラマ部門の底力をみせつけた『ハゲタカ』(真山仁・原作)も? 
おおっ。いやがうえにも期待は、高まる。
そんな週明けでございます。


お父ちゃん(松重豊)とお母ちゃん(和久井映見)を仲直りさせようと
五木ひろし(本人)が、ポンと手を打った 名案とは?
「夫婦にとって 大切なモノを、思い出させる」。
そんな抽象的なこと ゆわれてもなぁ。


とりあえず、若狭(貫地谷しほり)と 草々(青木崇高)は、
「夫婦(めおと)落語会」を 開くことにしましたが。
お父ちゃんとお母ちゃんにとって、大切なモノって、何やろか?
って、ゆーのも 気がひけるくらい。決まってまんがな。
「子ども」でしょ。B子と、正平(橋本淳)クン。


でもでも。「演出:井上剛」でっせ、あ〜た。(← かなりな部分、「脚本:藤本有紀」の範疇とは、重々、承知はしておりますが)。
「子ども」と思わせておいて、スペシャルなアザーを、スパっと 提示するか。
はたまた、絶妙〜な、付加価値をつけはるか。
愉しみじゃい、ホーイ、ホイ。


言うまでも ございませんが。
週タイトル「子は タフガイ」の原型は、「子は かすがい」。
「かすがい」(漢字では、「鎹」と書きます)とは、
建築現場でつかわれる金具のこと。材木Aと材木Bに打ち込んで、
AとBが 離れないよーに、補強いたします。
巨大な、ホッチキスの針と 思うて下さい。


で、2つのもんを ガッチリとつなぎとめる意味に転じます。
夫婦ゆうたら、本来は、他人。
ワガママや、ちょっとしたケンカで仲たがいして、
「別れる」「出て行け」なんてことになりますが、
お互いの血をわけた 子どもさんがおったら、
子どもさんを悲しませるよーなことは できんと自重して、
元の鞘(さや)に 収まることも 往々でございます。
で、「子どもは、夫婦をガッチリつなぐ 巨大ホッチキスの針」とゆーわけです。


ズバリ「子はかすがい」いうタイトルの落語が、ありますが。
ちょっと長くなりましたので、回を改めて、たっぷりとご紹介しましょう。
「3大人情ばなし」のひとつ、というてもええ、超有名作です。
 ↑ 「さん大人(おとな) 情(なさけ)ば、ナシ」ではなくて、「さんだい・人情ばなし」です。

聴きくらべの ススメ

皆さま、こんにちは。
マメ太郎さんの落語サイトを手伝っております、OLのタケノ子でございます。
ご無沙汰しておりました。


実は、タケノ子、最近、生まれてはじめて宝塚の舞台を観てまいりまして、
いわゆるカルチャーショックをうけております。


うるわしきスター、絢爛たる衣装、きらびやかな大階段。
すてき…!
「宝塚は お花畑なの」という友人のコトバに、合点がゆきました。


かの名作、
ベルサイユのばら』(原作・池田理代子)ファンのタケノ子としましては、
数ある宝塚版「ベルばら」すべてのDVDを、
見比べたい、なんて思っているところでございます。


見比べといえば……。
ケータイ落語配信サイト「熱演寄席」
1月下席(1月21日〜2月20日)では、
「同じ噺を、違う演者で」。つまり、聴きくらべをオススメしています。
演目は、「初天神」(はつてんじん)。


演者さんは、


柳家さん喬 (東京都墨田区出身 趣味は、スキー)
桂平治   (大分県宇佐郡印内町出身 趣味は、釣り)
雷門助六  (神奈川県横浜市出身 趣味は、ゴルフ)


と、まあ、出身地も、ご趣味も、見事にバラバラのお三方。
タケノ子、もちろん聴きくらべをいたしました。
ちょっとだけ、印象を。


さん喬師匠 → 気合たっぷり、役者
平治師匠  → 歯切れよく、リズミカル
助六師匠  → シニカルで、ひょうきん


意外にも、サゲは、皆さん同じでいらっしゃいます。
ただし、
凧の場面ではございません。
子どものセリフでもありません。
お三方とも、基本のサゲではないのですね。


ひょっとしたら、このサゲ、新たな定番になりつつあるのでしょうか? 
それとも、単に、持ち時間(15分前後)の都合なのかしら? 


……………………………………………………

マメ太郎から、ちょっと補足説明を いたしましょう。


本日は、1月21日。
東京の上野・鈴本演芸場や、新宿・末広亭といった寄席では、
毎月1日〜10日、11日〜20日、21日〜30日を、
「上席」「中席」「下席」と呼びまして、
10日間ごとに、出演する落語家が かわります。


たとえば、上野・鈴本演芸場の場合。
1月21日〜30日までの「1月 下席」は → http://www.rakugo.or.jp/1shimo.html
2月1日〜10日までの「2月 上席」は → http://www.rakugo.or.jp/2kami.html
とゆー具体で ございます。


この寄席の慣習にならいまして、
ケータイの落語配信サイト「熱演寄席」も、
毎月1日、11日、21日に、前月の3席が消えるかわりに、
新しい演目を3席づつをアップしております。
その3席は1ヶ月間アップされ、常時、9席の落語が 聴けるというわけです。
わっかりましょうか。

「熱演落語」(月額 税込315円)へのアクセスはこちら

パソコンでご覧の方は「GOO ケイタイサイトなび
から検索してみて下さい。