おかみさ〜ん


2008年3月29日(土)。
第151回「ちりとてちん」(最終回)。


ラストシーンが強烈な作品は、と申しますと、
そりゃ、映画『アメリカン・グラフティ』でしょう。


カチャカチャカチャ
ベトナム戦争にて、戦死……


うーん、
若き ジョージ・ルーカスの才能
ほとばしる ラストシーンですね。
こうゆう映像センスは、
そう滅多に でるもんじゃないですね。
才能です、才能。


さて。
最終回は、
アメリカン・グラフティ」の
朝ドラ・バージョンといった趣で、
登場人物 それぞれの
来し方行く末が、
語られました。


若狭(貫地谷しほり)が、
無事、子どもを出産して、幕。
落語を やめて、
子どもと、早々の弟子たちの
「お母さん」 になるのだそうです。
ども。


ま、後だしジャンケンみたいになりますが、
マメ太郎は、
弟子入りしたころから、
最後は、「おかみさん」業に
落ち着くのかな、と
予想してました。
理由は、ただひとつ。


● 上沼恵美子さんのナレーション


ナニワの主婦代表は、
それなりの役づくりができる
それなりのナニワの主婦代表だと思います。


で、
ナレーションは、
何十年後かに、
自分の半生を振り返っているという
設定でありますが。


これが、女流落語家の喋り じゃなかった。
「おかみさん」テイストなのですね。


落語家は、腹の底から 一本芯をいれて 語り出す。
なのに、
ナレーションでは、ノドで 喋りかけている。
それから、
過去や周囲をみわたす視線が、
「おかみさん」目線だったのです。


で、マメ太郎は、妄想をはたらかせました。
草若師匠は、男やもめ、じゃないか。
じゃ、草若の後妻になって、
とっちらかった徒然亭を 後方支援する
と、予想していただ。


だけんど、
スポーツ新聞はじめ、
B子(当時)と草々の挙式が、収録された
という報道がありましただ。
それで、
内容をバラすなよ、と
2008年12月18日のブログで、
→ 菓子浩さんも、ビックリ? - 「ちりとてちん」徹底解剖ブログ
アングリーしただ。


ま、ナレーション云々は、
たんなる直感に 過ぎませんで。
だいいち、
放送開始のころは、
ヒロインの 行く末も
まだ、決まってなかったでしょうし。


おかみさんかぁ。
おかみさん とゆえば、
こりゃ、も〜
花田憲子さん。
『凛として』。


若狭さん じゃなくて、
青木喜代美さんも、
がんばってくださいね。


じゃ、今日は絶好の 花見日和ですので、
これから、でかけることにいたします。
東京は 市ヶ谷のお堀ばたでも 散策しようか。
じゃ、
昼12時ちょうどに、
「ジョナサン」の前で
桂枝雀愛宕山」のCDをもって、
立ってるのが、
不肖・遠藤マメ太郎 です。


↑ ウソですぅ