贈与税に、ご注意のほどを


20008年3月21日(金)、第144回「ちりとてちん」。
みんな、前向きだ。


もともと、今回のヒロインは、
後ろ向きな根性なし ゆう設定でしたが、
20歳を過ぎても、性格、かわるものですね。


若狭(貫地谷しほり)は、悟りました。
上方の若手落語家の修業の場というだけやのうて。
自分も落語に励まされて、松本してきた
いや、違った
清張 してきた、
また違った
成長 してきた。
だから、みなさんを勇気づけるために、
落語を届けたい。
そのためには、常打ち小屋が 必要なんですぅ。


すごい論理展開 です。
別に 常打ち小屋でなくても、いいと思うんですけどぉ。
公民館で、無料落語会を開いたり、
CDに吹きこんで、配るんじゃ、ダメなのかしら……、
なんて、クサさないで下さいね。


この論理、落語だから、まだよろしゅうおす。
でも、


「ワシゃぁ、ドスとピストルに、命を救われてきた。
 そやから、おまはんらを、勇気づけるために、
 ドスと ピストルを 広めたいんじゃ」 とか。


「私は、カルトな教義に 救われて参りました。
 だから、みなさまを励ますために、
 教団施設が、必要なんですぅ」 とか。


ところで。
小次郎さん(京本政樹)は、200万円を、ポンと渡しますが、
ちゃんと 株式会社にでもして、株もたせないと
アカンですよ。
贈与税が、かかります。
JAバンク大阪のHPで シュミレーションしたら、
→ JAバンク大阪
9万円も、贈与税として持ってかれちゃいます。


そもそも、ですな。
草若師匠(渡瀬恒彦)が、亡くなった折、
息子の小草若(茂山宗彦)が、家屋敷を相続してますよね。
あの一等地に、あの敷地。
どうみても、1億5000万円は、下りません。
相続税、どのくらいだったのだろう。