ウソつき快感シンドローム


2008年2月23日(土)放送、第121回「ちりとてちん」。
ついに、勇助(辻本祐樹)の正体が明らかになりました。


電話の主は、死んだはずの お母さん。
落語家になることを両親に反対されてるため、
死んだ ゆうことにしたのです。


キラリーン。四草くん(加藤虎之介)の眼が光ります。
蛇の道は、ヘビ。
台所の流しの下から、タバコとウィスキーをめっけ
「ネズミが出て」とゆうウソを 一喝。
子猫の飼い主さがしてたんも、
姉が亡くなったゆうのも、ウソ。


1923年に ハプスブルク大学(オーストリア)の
クローベット・コルベール博士が 発表した
「ウソつき快感シンドローム」。
ウソをつき 騙される様子をうかがいながら、
バレるかバレんか、ハラハラすることによって分泌される
ドーパミンが、脳内を刺激し、快感を得る
精神医療の分野で名高い 症例だったのです。


「鉄砲勇助」のウソは、明るいウソで、
勇助のんは、ちゃう。
激怒した 草々(青木崇高)は 即刻 破門を言い渡しますが、
若狭(貫地谷しほり)のとりなしによって、
とりあえずは、両親を説得することになり、実家に戻りました。


翌日、「徒然亭草々さま方 お弟子さま」宛に、
1通のハガキが 届きました。
大阪府吹田市千里南3丁目の後藤さんからで、
「あの折は、自宅まで送ってくださって」
ケガして困ってはった オバちゃんを
自宅まで送ったゆうのは、ウソやなかったのです
と ゆうんですが。
こっから先は、ドラマを離れての 話ですけど。


ここに、四草くんが いてくれてたらなぁ。
草々&若狭の「エエ人」コンビも、
ちょこっとは 触れておりましたが、
「ウソつき快感シンドローマー」やったら
そんなハガキくらい、自分で出しますよってに。


ちゅう ホロリ展開で、今週も終わりかと思ったら。
ホラーA子が、ぶらりと姿を見せ、


・ 誰かわからんけど 結婚して、製作所を継ぐ
・ ウソつき!
・ アンタのせいで 私の人生メチャメチャや


と、B子にとってみては、
ワケのわからない妄言と暴言を 浴びせます。
もはや、サブプライムA子 どろこやなく
ブラックマンデイA子の域に たっしちゃいました。


次週22週目は、「聞かぬは 一生の箸」。
若狭塗箸製作所をめぐって
秀臣さん(川平慈英)がキーパーソン になりそうです。


来週のテーマ落語は ですね。
湯のみ茶碗を もちあげて、下からのぞいている姿で、
ラクラク わかっちゃっいました。
今週の「鉄砲勇助」が、ドビュッシー交響詩「海」とすれば、
来週んのは、モーツァルト交響曲39番。
かたや、マニャックな1席。
かたや、有名にして名作で ごぜぇますだ、ダンナさま。