ちがうんこ


2008年1月12日(土)、第85回『ちりとてちん』。
大阪と小浜は、パラレルな直線を描きますが、やがて、交錯。


「タレントみたいんが落語家を名乗ってるから、落語の価値が下がるんじゃい」
「そんなこと、生活できるだけ 稼いでから、言うて下さい」
ごもっともで ございます。


「生活のことがあるから、合併してくれ ゆうてんの」
「あれは、伝統の若狭塗りばしとは、ちゃう」
なるほど、なるほど。


「わからんよーに なったんやない。今までも、お互いのこと、わかってなかったんや」
「お互い、相手に笑って欲しかっただけやろ」
いやはや、おっしゃる通り。


小次郎さん(京本政樹)の ラストせりふ でぇ、
「草々くんは、ええ落語家になろうと 思うてただけと、ちがうんこ」
「ちがうんこ」
「こ」 って、ゆうてます。「こ」って。
それは、まぁ、ええとして。


お母ちゃん(和久井映見)は、順ちゃんちに。
若狭(貫地谷しほり)は、タンポポ・オムライスつくって、ワビいれに。
しかし。草々(青木崇高)、小浜に あらわる。
みんなぁ、落語家修業は、どないした。