カムバック前の徒然亭草若（渡瀬恒彦）は、 「上方落語 四天王」のひとりと称されていましたが、 実際、戦後の上方落語にも、「四天王」（してんのう）と称された ４人がいてはりました。 ドラマでも、テロップ入りで紹介されていましたが、 常打ち小屋（毎…

12月15日（土）放送の第66回「ちりとてちん」。 12月中のあと２週間で、 半年の折り返し地点に差しかかりますが、 今週11週目は、後半に向けての 地ならしといったところでしょうか。 いろんな騒動が持ちあがりながら、 なんとか決着をみて、 そんでもって、…

（業務連絡でーす） 昨日12月13日のコメント欄に、 「よね吉ふぁん」さんから貴重な情報を 寄せていただきました。…………………………………………15日（土）16:20〜NHK総合で NHK新人演芸大賞の模様が放映されますよ！ ゼヒ見てください…………………………………………「ちりとてちん」…

12月14日（金）放送の第65回「ちりとてちん」。 「内弟子修行中は、恋愛は禁じられているのに、 草々にいさんに、恋してしまいました！」。 こないストレートに 草若師匠（渡瀬恒彦）に告白して、 Ｂ子（貫地谷しほり）は、 破門を願いでましたものの、 「軽…

本日発売の『週刊文春』12月20日号に、 落語関連のコラムと対談が掲載されています。 まずは当代随一のコラムニストである 堀井憲一郎さんの「ホリイのずんずん調査隊」（71頁）。 「落語家の師弟関係に胸を熱くする」と題して、 実地取材をもとに、 ドラマ…

2007年12月13日（木）。第64回『ちりとてちん』。 第11週目「天災は忘れた恋にやってくる」ですが。 うーーーーーん。 なんと申しあげましょうか。 草若師匠（渡瀬恒彦）と小草若（茂山宗彦）の和解や、 四草くん（加藤虎ノ介）の九官鳥事件（11月12日ブログ…

もとい。 B子が稽古をはじめた「天災」（てんさい）ですが。 本日放送分の「再現ドラマ」だけで、 どないな内容か、わかりましたか？ 「天災」は、３つのパートから成ると思って下さい。 （１） ご隠居が、喧嘩っ早い男に「心学者のありがたい話を聴きなさい…

2007年12月12日（水）。第63回『ちりとてちん』。 「ちりとてちん」に続く ２番目の持ちネタの稽古が始まりました。 小浜では、秀臣社長（川平慈英）からとは知らずに受け取った 前金500万円の工面に追われ（※ 昨日12月11日ブログを参照）、 お父ちゃん（松…

本日12月11日（火）は、 ケータイで落語を手軽に愉しめる 「熱演寄席」の更新日。 毎月１日、11日、21日に、 ３席づつがアップされて 月々315円の配信サービスです。 12月の中席（11日〜20日）は、 豪華ぁな３席が並びました。 古今亭志ん輔 「子別れ」 柳家…

2007年12月11日（火）の第62回『ちりとてちん』。 お父ちゃん（松重豊）が、精魂こめてこしらえてはる塗り箸。 なななな、なんと、１万円をこえるんですね。 びっくり。 そんな高価な塗り箸なのに、 大阪の堂島デパートから、500膳も注文があったわけですが…

ドラマ内の展開にもかかわることですので、 これまで上方落語「ちりとてちん」の詳しい紹介は 控えておりましたが。 ２回目の高座で拍手もとったことですので、 愛聴ディスクを、紹介いたしましょう。 音だけでもじゅうぶん愉しめますが、 演者の表情やしぐ…

2007年12月10日（月）の第61回『ちりとてちん』。 今週11週目のタイトルは、「天災は忘れた恋にやってくる」でござります。 ズブ濡れになった草々（青木崇高）は、Ａ子（佐藤めぐみ）のアパートに。 あらあら。 服を着替えているところに、ピンポーン！ すっ…

第10週の季節は、ジメジメした梅雨どき。 雑巾（ぞうきん）がけと暑さで グロッキー状態のＢ子が、 廊下で、 物売りの声に耳をすませていた場面、 憶えてはりますか？ すだれ屋さんが、「よしやぁ、スダレは要りませんか」 今度はゴザ屋さんが、「ゴザやぁー…

「ちりとてちん」第10週目の 「瓢箪（ひょうたん）から 困った」を プレイバックいたしましょう。 徒然亭若狭（つれづれてい･わかさ）の芸名をもらった Ｂ子（貫地谷しほり）の２回目の高座は、 あたたかい拍手につつまれました。 会場の居酒屋「寝床」に貼…

みなさま、こんにちは。 マメ太郎さんの落語配信サイトをお手伝いしています ＯＬのタケノ子です。 ドラマ、盛りあがってまいりましたね。 初の高座にあがったB子さん。 失敗も踏まれまして、そろそろ褌をしめなおす頃でしょうか。 なにごとも、初心者たるも…

2007年12月８日（土）の第60回『ちりとてちん』。 第10週目「瓢箪（ひょうたん）から 困った」の最終日です。 お母ちゃん（和久井映見）のお百度参りが通じたのか。 Ｂ子（貫地谷しほり）の２回目の高座は……。 芸名の「徒然亭若狭」(つれづれてい・わかさ）…

さて、さて。 さては、南京たますだれ。 草々が「寝床寄席」をお休みする理由、 それは、 「その日は、尊徳師匠が、天狗座で、カゲキをかけはるんです」。 カゲキ？ 直木賞作家か？（それは、志茂田景樹でしょ） 小林一族の長たらしい巻頭コラムか？（それは…

2007年12月７日（金）の第59回『ちりとてちん』。 草々（青木崇高）とＡ子（佐藤めぐみ）は、急接近中。 ヤキモキしているＢ子（貫地谷しほり）の耳もとで、 「草々にいさんの気をひく方法、教えたろか」。 四草くん（加藤虎ノ介）が、 やさしい悪魔のように…

昨日12月５日付で、 草原役の桂吉弥さんについて、ご紹介いたしましたが。 マメ太郎が調べた限り、 吉弥さん、ＣＤは出してません。 その代わり、ちょっとかわったＤＶＤを、 出してはります。 それもたった１枚。 「落語 笑笑（わらわら）散歩」シリーズの …

2007年12月６日（木）の第58回『ちりとてちん』。 徒然亭の一門会も、 「寝床 寄席」（ねどこよせ）なんて別名がも定着して、、 第３回目が、梅雨でジメジメしている６月１日にひらかれました。 草若師匠（渡瀬恒彦）は、Ｂ子（貫地谷しほり）に、 「今回は…

桂吉弥。36歳。 神戸大学教育学部卒。 この「教育学部」と「卒」っていうところが、 吉弥さんの性格・信条を象徴している気がいたしますです。 詳しいプロフィールは、公式ＨＰ → http://www.kichiya.net/ を、ご覧いただくとして。 吉弥さんが、どんな落語…

2007年12月５日（水）の第57回『ちりとてちん』。 なんだか、モヤモヤっとした15分間でした。 Ｂ子（貫地谷しほり）の初高座は、大失敗におわり。 お母ちゃん（和久井映見）に抱かれて、ポロポロ涙を流したのが、昨日まで。 今日は、４人のあに弟子が、Ｂ子…

さて。 古典落語「ちりとてちん」の別名は、「酢豆腐」（すどうふ）。 すでにご案内と存じますが、 腐った豆腐（とうふ）に細工して、 「これは、長崎名物ちりとてちん」と嘘八百を並べ、 知ったかぶりの男に食べさせようという滑稽噺（こっけいばなし）です…

2007年12月４日（火）の第56回『ちりとてちん』。 本日は、まるまるＢ子（貫地谷しほり）の初高座についやされました。 草若師匠（渡瀬恒彦）からは、奥さんの形見のかんざしを、ちょうだいし。 床屋の磯七さん（松尾貴史）には、日本髪を結うてもらい。 仏…

本日は、楽屋オチ（がくやおち）がありました。 お気づきになられました？ 楽屋オチとは、 ドラマ内の登場人物とはなれて、 役者さん、スタッフ、ドラマの撮影現場などの ミニ情報を、 セリフの中に散りばめて、 わかる人だけに笑ってもらおうという趣向です…

2007年12月３日（月）の第55回『ちりとてちん』。 入門から３ヶ月たち。 第２回目の徒然亭一門会も、いよいよ本番直前。 演目は、出演順に。 Ｂ子（貫地谷しほり） ちりとてちん 四草（加藤虎ノ介） 崇徳院（すとくいん） 小草若（茂山宗彦） 寿限無（じゅげ…

さてさて。 11月24日付のブログで、 「三顧の礼」について、鋭い指摘を下さったゲルト・ミューラーさん（吟遊詩人）から、 かなりハイレベルなご指摘をいただきました。11月30日（金）放送分で、 おばあちゃんの小梅さん（江波杏子）が突拍子もない決断をい…

明日から「ちりとてちん」は、 いよいよ10週目「瓢箪（ひょうたん）から困った」に突入します。 時代設定は、1993年（平成５年）。この年も、 曙太郎が横綱昇進（今は、格闘技ですか） 自民党の金丸信・元副総裁の逮捕（亡くなりはりましたね） ジュリアナの…

10週目「瓢箪（ひょうたん）から 困った」の次週予告をみる限り、 どーも早くも、落語「ちりとてちん」が高座にかかりそうですね。 その予習になれば、と思いますのが。落語・朗読配信サイト「SS ｗｅｂ 」（エスエスウェブ）では、 柳家権太楼・師匠の「ち…

2007年12月１日（土）の第54回「ちりとてちん」。 第２回目となる徒然亭一門会の開催が決まりました。 そしてＢ子（貫地谷しほり）の芸名も、決定！ 一門会の会場は、前回と同じく居酒屋「寝床」。 草若師匠（渡瀬恒彦）は、Ｂ子に「お前も出てみるか」。 晴…