ケータイで、「両刀づかい」の実力者・喬太郎師匠の新作を!


先週放送、12月10日(月)〜14日(金)の
第11週「ちりとてちん」。
草々、A子、B子の三角関係をめぐる
「天災は忘れた恋にやってくる」の
最高視聴率は、15.7%でした。


ドラマとしては、5位。
・2位 ガリレオ(21.7%)
・6位 風林火山(18.0%)
・12位 相棒(16.8%)
・14位 金賢姫を捕らえた男たち(16.4%)
に続く、総合ランキング19位でした。
(ビデオリサーチ関東地区の調査。朝日新聞12月20日より)


第13週目「時は鐘なり」を前に、
本日は、硬軟、両極端のレポートが
2本、到着しております。
まずは、久々の登場、
目指せ! 「末広亭のアイドル」
タケノ子さんからです。


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皆さま、こんにちは。
マメ太郎さんの落語サイトを手伝っております
OLのタケノ子でございます。


新作落語って、皆さま、お聴きになられます?
今のところ、徒然亭一門の持ちネタは、
古典落語に限られているようですが。
あのメンバーのうち、どなたかが、


新作落語を、書く!」


なんて雷に打たれたように
宣言する展開というのも、
ちょっと見てみたい気がいたします。


と申しますのもタケノ子、ある噺家さんの新作が好きでして、
と申しましてもタケノ子、この噺家さんの古典も好きでございます。


柳家喬太郎・師匠。


古典と新作、
ともに遜色なくこなす、
両刀づかいの実力者です。


あまたの賞を受賞されている
喬太郎さんの輝かしい経歴、
ならびに新作落語における持ちネタの多さは、
落語協会のプロフィールを
ご覧になっていただくとしまして。
ドメインパーキング
まずは一席、ご紹介を。


「ハワイの雪」


新潟は高田に暮らすおじいさんが、
初恋の相手だったおばあさんの危篤の報を受け、
遠路はるばるハワイまで会いにいくという、
いわばラブストーリー。


大学でメソポタミア語を専攻している孫娘や、
江戸弁ぺらぺらの日系三世など、
濃いキャラクター陣が、
がっちり脇を固めます。


喬太郎さんの新作の特徴は、
くすぐりの多さと、
しっとりした泣かせドコロ。
M−1で笑っていたはずが、
いつのまにか、人情噺で涙している
といった塩梅です。


この「ハワイの雪」、
12月21日(金)より、1月20日(日)の間、
ケータイ落語配信サイト「熱演寄席」で

お聴きいただくことができます。
http://knavi.goo.ne.jp/1500/e/11/


12月の下席は、
新作落語をピックアップしてお届けします。


桂竹丸    「西郷隆盛
昔昔亭桃太郎 「柳昇物語」(りゅうしょうものがたり)
柳家喬太郎  「ハワイの雪」


新作落語は、
噺家さんの個性が発揮されるところが魅力です。
聴き比べをされますのも、ご一興。
どうぞ、お楽しみくださいませ。